呼吸器内科

肺がん

肺がん

肺がんは全がんの死亡率の第1位となり、その患者数は年々増加しています。たくさん喫煙している高齢の男性がかかるイメージ、というのが一般的ですが、2020年の統計のまとめでは、肺がんになった男性の2人に1人が喫煙者であり、やはり喫煙が大きなリスクであることに間違いはありません。
しかし近年では、喫煙歴のない女性になりやすい特殊な遺伝子変異のある肺がんのタイプが増えてきており、タバコを吸わない人の肺がんも増加していることは、あまり知られていないように思います。

肺がんの診療

当院の健診では、胸部レントゲン検査は呼吸器専門医とAIの診断によるダブルチェック体制をとり、異常の早期発見に努めております。
喀痰細胞診検査や腫瘍マーカー測定と併せて、長期の喫煙歴のあるハイリスクの方には胸部CT検査もご提案しております(胸部CT検査は近医提携医療機関へご紹介しております)。
また、当院スタッフはこれまでがん診療拠点病院にて肺がんの診断・治療・ターミナルケアに至るまで、多くの患者様の診療に携わって参りました。その経験を活かし、今後は地域のかかりつけ医として、大学病院・総合病院にて抗がん治療中の患者様のサポート(食欲不振時の点滴や、吐き気止めの処方・点滴、痛みの緩和治療など)を積極的に承ります。

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